F-15E's Page
第391戦闘機中隊は、第二次大戦中の1943年にバージニア州で創設された古い部隊である。P-47サンダーボルト戦闘機が配備され、大戦末期にはイギリス・フランスをベースにドイツ軍と戦っている。戦後もしばらく欧州の基地に駐留していたが、F-4ファントムを受領してからは、アジア方面での活動が多くなった。三沢基地にもファントム時代に第475戦術戦闘航空団傘下の部隊として”UK”のテールレターを付けて3年近く駐留している。F-111Aに機種転換して以降は、半世紀以上アイダホ州のマウンテンホーム基地を離れていない。アラスカの第3航空団がF-22Aを装備した際、余剰となった最新のF-15Eを受け取ったらしく、今回飛来の機体も1990年代以降に発注された比較邸新しい機体である。報道によればF-15Eも古い機体の破棄が予定されており、数が半減するとともに、残った機体には新たに最新型レーダーや計算コンピュータが導入される予定だそうだ。
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Insignia of 391st FS
↑ このMO-300には、ノーズアートが入っていたが、既に時間が経って消えかけている。髭を生やした人のシルエットに見える。
↑ スイモアジョンソンのF-15Eは、フライヤー号のシルエットを尾翼の内側に欠いていたが、この部隊は、2種類の絵柄を入れていた。一つは、上写真の羽を広げた鷲。もう一方の尾翼には、ガンファイターズのファントム君である。左右どちらにどの絵を書くかは機体によって異なる。
Wings
今回嘉手納基地に飛来した361st FSのF-15Eは12機と言われている。MO-234/90-0234 MO-236/90-0236、MO-237/90-0237、MO-238/90-0238、 MO-240/90-0240、MO-241/90-0241、MO-245/90-0245、MO-246/90-0246、MO-247/90-0247、MO-248/90-0248、MO-300/91-0300、MO-319/91-0319の以上12機と思われる。